はじめまして!当ブログの運営者・タケコと申します^^
ここまでお越しいただき、ありがとうございます!
タケコのことをより深く知っていただき、少しでも共感してもらったり、好きになってもらえたら幸いです。
新社会人、TV番組制作会社で戴いたあだ名は【ゲス】
「ゲス、次のアポ取りお願い!」
「おいゲス、ロケ日どうなった?」
「げっすん、編集室の予約頼むわ」 (←ちょっとアレンジしちゃってる)
TV番組制作会社に新卒入社したタケコのあだ名はゲス。
一部同僚・先輩だけでなく、社内外の関係者からリアルにこのように呼ばれていました。
今考えると完全にセクハラレベルww
しかし当時、私はコンプライアンス室に駆け込むこともなく、むしろオイシイと心地よくすら感じていました。
このプロフィールでは、その理由を紐解いていきます。。。
ゲスと呼ばれた所以
そもそも何がゲスか?
もとはと言えば下ネタで男の人とも十分に渡り合い、
それだけではなく、当時の私は本当にゲスかった。
「セカンドガールこそ一番旨味のあるポジション」と公言し、
いつからこうなってしまったのか?
社会人として、ゲスと呼ばれて生きるようになって数年経ち、その答えは自分の出自にも関係があるのでは…と思うようになります。
ゲスの理由は出自にあり
タケコは岡山県・山奥の冴えない農村で生まれました。
かなりの田舎ですが、”田舎暮らし”と聞いてイメージするようなロハスで移住したくなる田舎ではなく、本当に中途半端な田舎。
物心ついた時から父親はいませんでした。
未だに一度も会ったこともなければ、話したこともありません。
どこにいるか、生きているかすらわかりません。
母と、母の実母である祖母の3人暮らしでした。
父親という働き手がいない分、母はガッツリ仕事に出て、祖母に育てられたようなものです。
当時はまだ離婚者も少なく、特に田舎なんて目立つ存在だったようで…
「お父さんがいないせいで不良になったら困る」
と、必要以上に厳しく躾けられ、とにかく母・祖母ともに怖かったイメージしかありません。
家族に認められたくて頑張った幼少期~高校時代
そんな家庭環境だったためか、子どもの頃からとにかく母と祖母の顔色を窺って生きていました。
母と祖母の自慢の子になるために、ひたすら勉強に打ち込みました。
井の中の蛙ですが、おかげで成績優秀。
学級委員長・生徒会執行部なるものを経験するようになります。
高校では部活にも力を入れ、弓道で県大会優勝を果たします。
お母さんが安心できるように、おばあちゃんが「自慢の孫」と気分よくいられるように…
そんな思いで必死に、真面目が一番と考えて生きていました。
抑圧された学生時代の癒しは漫画とアニメ
特に言われたわけではないものの、刷り込みのように”いい子”でいることは当たり前。
反抗期もなかった言いなりの学生時代、心の癒しは漫画とアニメでした。
抑圧された中学生は見事に厨二病を発症します。
そして案の定、腐女子となりました。
小学生で鈴木由美子の”オトナの漫画”を読みふけり、中学生でやおい本を読み漁る。
瓶底メガネのガリ勉ヲタク。
痛々しくも、よくあるヲタクのレールに乗っかってしまいました。
潜在的に承認欲求が強かった理由
現実逃避と欲望のハケぐちは二次元、三次元では”成績優秀・真面目ないい子”であれ。
そうすればみんなに認めてもらえる。お母さんにもおばあちゃんにも…
承認欲求が異常に強かった子ども時代でした。
高校生のある日、なぜそんなに承認欲求が強かったのか、答えに気付くことになります。
ささいなことで祖母と口論になり、思わず祖母が口走った言葉。
「あんたは本当にお父さんにそっくり!!」
私はお父さんを知りません。会ったこともありません。
正直、何がどう似ているのかも全くわかりません。
何それ。
似たくて似たんじゃないし、そもそも知らんがな( ;∀;)
あまり父のことを話したがらない母には気が引けて…
父について聞いたことはほとんどありませんでした。
それくらい父の話はタブー視された空気感でした。
自分の出自のタブーにふれる
でもさすがにこの時は聞いてみました。
すると母曰く、父の後先考えない性格や金遣いの荒さが原因で、かなり苦労した結果別れたのだとか。
私を母親のように育てながら、事あるごとに私に自分の娘(=母)を苦しめた元夫の姿を見い出し、苛立っていたようです。
「タケちゃんには言わないでって言ってたのにね…」
…今までも言ってたんかよ!!!!
この時、ハッとしました。
きっと私は祖母のそんな思いを本能レベルで感じ取り、潜在意識的に「認められたい」と思い続けていたのだと…
そのために頑張っていたんだと。
知りもしないのに似てるって、もう遺伝子レベルやん…と暗い気持ちになったのと同時に、「いい子でいなきゃ」と思い続けていた理由が何となくわかって、ストンと胸に落ちた出来事でした。
あっぱれ大学デビュー!奔放でハレンチな生活へ
箱入り娘でもないのに囲われた子ども時代を過ごす中で、一刻も早くこの家を離れたい!
田舎から出たい!という気持ちも湧いてきました。
田舎での厳しい親との生活から解き放たれた私が大学で得たのは、奔放な恋愛生活でした。
それまでにも彼氏はいたけども、やはり一人暮らしほど気ままな生活はありません。
僕には自由になれる所があるんだ。こんな嬉しいことはない!
そんな思いで奔放な恋愛生活の幕開けです。
なんと破廉恥な!
セカンドガールという生き方を知る
習い事のピアノも休むことしか考えなかったのに、なぜかノリで軽音サークルへ。
周りは関西弁ばかりで、岡山弁のタケコは気後れしてしまい、普通におしゃべりすらできない。
”岡山”というあだ名まで付き、失語症(ちょっと意味違うけど)になるのでは…と感じていました。
そんな時、サークルの先輩から甘い言葉で誘われセカンドガールに。
これがそれまでの真面目一徹な恋愛観を変えました。
本命なんて裏切られた時ツライだけ。
一番旨味があるのはセカンドガール。
これが持論、
大学時代に引き続き、
過去の古傷=腐女子が災いしてコスプレキャバクラへ
自由恋愛をしながら、過去の腐女子気質が災いしてコスキャババイトに勤しむ日々。
自分のパフォーマンスで客が来る。
今自分が求められている。
アホなこと言いますが、「まさに天職!」と感じていました。
こうして、ますますゲスさに磨きがかかります。。。
マスコミに憧れて飛び込んだ、社畜・ボロ雑巾の世界
そして冒頭のTV番組制作会社へ。
田舎者ならではの価値観ですが、マスコミほどキラキラした世界はないと思っていました。
大真面目に。
遠く離れて暮らす母と祖母も、TVの仕事してたらエンドロールで名前出るし、きっと自慢できる子になるだろう…と、まだ意識していたところもあります。
さらに、顔も知らない父の目に留まるかもしれない…という想いもありました。
が、現実は本当にタダの社畜。ボロ雑巾。
ADすなわち”アシスタント奴隷”。Dすなわち”奴隷”。
もちろん、やっていて良かったと思えることもたくさんありました。
なかなかできない経験、行きたくても行けない場所、普通は出会えない人々…
「人生とは弱肉強食」と学び、生きる強さを培いました。
ただそれと引き換えに代償が大きすぎる。
時間を失い、人生を考える意識が欠け、金銭感覚が狂い、ただただ脂肪(+10kg超)を得ました。
番組制作会社の裏のしんどさ=“個性”の確立・PR力
AD・ディレクター業はキツイ激務で有名ですが、それだけでなく“自分”というキャラクターの濃さが必要でした
関係者・取材先に覚えてもらえるかどうか、
なぜなら番組制作なんてエラそうに仕切っているけど、主に仕切ることだけが仕事。
実務・
この仕事ほど、
そんな時に必要なのが、コミュニケーション力。
そしてコミュニケーションを円滑に進めるために必要なのが、
いかに人を動かせる人間かどうか、そこにポイント上乗せしてくれるのが、好かれる人間性=
人に好かれた方が圧倒的に強いのです。
そしてゲスになる
数少ない同期はすでにある意味キャラが濃く、到底敵わない。
自分はというと、多少ヲタクで腐女子で、下ネタが得意でセカンドガールで…それ以外は別に普通。
しかしこの業界、
腐女子はキャラとして立たせるには微妙にいじりにくい…
こうして、打算的な考えから「下ネタが専売特許のゲス」が生み出されました。
アシスタント奴隷・奴隷と扱われる中で、承認欲求を満たそうと関係者と関係を持つこともしばしば。
仕事へのモチベーションを上げるため、1現場1ラバーの精神で、果ては番組プロデューサーとも関係していました。。。
(これはマジで墓場持ち越し必須の話…)
そして「(番組ヒエラルキーの)テッペン取った!」と満足感を得ていました。。。
おそろしいことに未だマスゴミの洗脳から目覚めていません
「自分の人生、何が最も大事か?」を考えて、TV番組制作会社を辞めました。
2013年のことです。
しかしやっぱり未だに名残惜しいのか。
職を転々としながらも、まだマスゴミの中の仕事を続けています。
CM制作会社、広告代理店…
そしてまた今TVの仕事に戻っている現状です。
あの時よりはマシですが、まだ潜在意識でマスゴミ主義的な洗脳が残っているのか…
それならばそれで、この状況を最大限生かしたいと思っています。
さいごに
自分へのご褒美と称して堕落しきったニート時代、借金を作り債務整理を経て何とか完済、今に至ります。
もうこうなると、本当にゴミクズのゲス野郎です。
(このへんのお話はさらに長くなるので、別の機会にじっくりと…w)
そんな私でも今ではようやく落ち着き、一児の母となりました。
これまでと同じ感覚ではダメだと、生まれ変わろうとしています。
同じような方がもしいれば、そんな方の支えになりたい。
「こんなつまらない人生…」
「毎日同じくり返しで退屈…」
「ダメ人間から生まれ変わりたい…!」
私も同じでした。
今も必死で生まれ変わろうとあがいています。
そして少しずつではありますが着実に、前向きに人生を変えていっています^^
だから私と同じ気持ちのアナタに寄り添いたい。
ぜひこのブログを酒の肴にして、飲み友達にしてほしい。
そして時には役立つ情報・小ネタを共有したい。
そんな気持ちで筆を執っているのであります。
どうぞ、仲良くしてやってください^^
長々とお付き合いいただき、ありがとうございます^^
Twitter・LINE公式アカウントもあるので、よかったら遊びに来てくださいね!^^
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